サラリーマンや従業員として
仕事をしている方は、
多くの場合、
自分で仕事を生み出していません。
会社や上司、店長から「これをやって」と
言われたことを、やっていくわけですね。
多くの人は、そこに何の疑問を感じず、
卒なくこなす、あるいは効率よくこなすことを
目指します。
それがうまくいくと、
「よくできましたね~」
と評価されて、
給料や役職が上がっていきます。
それは、タスクではなく、
会社やお店から与えられた役割、
例えば・・
「より広い範囲に影響力を持て」
「部下を引き上げて成果を出して欲しい」
といった、単なるタスク以上のものであっても、
本質は同じことです。
上から指示されたことをやっているだけです。
さて、ここでお聞きしたいのは、
「そんなワークスタイルは面白いですか?」
ということです。
言葉を選ばずに言うと、
「会社やお店の都合の良いように使われていませんか?」
ということです。
上から降ってきた仕事をやるスタイルは、
自分でどうすべきかを考える必要がないわけです。
ある意味、楽ですね。
その「楽」の代償として、
都合の良いように使われるのは、
当然といえば当然ですね。
そして、更にお聞きしたいのは、
「あなたの創造性ってそんなものですか?」
ということです。
あなたはきっと本気を出せば、
かなりクリエイティブなことができるし、
それをやり遂げる胆力もあるでしょう。
それを発揮しないのは勿体ないと思うのです。
極端な話、
「会社というフィールドは、
自分のやりたいことをやるための手段でしかない」
「自分のために、会社を利用してやろう」
「自分のために、お店を利用してやろう」
これくらいの意気込みがあって良いんです。
職場で言葉に出すのは、
ちょっとやめた方がいいかもしれませんが(笑)
「上司に承認をもらわないと・・」
「文句を言われないようにしないと」
ではないんですね。
「俺の主張を上司に分からせてやらないと!」
「上司が何といおうと、俺が正しい」
くらいの勢いで全然OKです。
あなたのビジョン、信念がまずあって、
それを職場において
体現していくことが大事なのです。
結果として、上司からどうしてもNGをくらう場合も
あるかもしれません。
でも、それでも良いんです。
上司から評価されなくても、
その挑戦は、
将来のあなたにとって大いに意味があります。
上から降ってくるものをこなすスタイルより、
得るもの、見える世界が全然違うからです。
仕事はあなたが生み出すものであって、
上から降ってくるものではありません。
あなたのビジョンや信念から生み出されるものであって、
それを会社やお店というリソースを利用して
実現していくのが正しいです。
それは、あなたの人生が充実する、
という意味で「正しい」と言えます。
別に会社やお店のために生きているわけではないはず
ですから、それが正しいと言い切って良いでしょう。
あなたは、
「やるべき」
「やりたい」
と自分自身で感じたことを、
積極的にやっていきましょう。
その方が働いていて楽しいはずです。
あなたの中では、
立場としては
「会社、お店 < 自分」
という不等号が常に成立しているべきです。
上から降って来る仕事をこなすのではなく、
あなたがやるべきだと思うことをやる。
自分の人生のかじ取りを会社やお店に任せるのは
やめていきましょうね。